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歯茎の色と歯茎の形をきれいにする方法

歯茎の色や形に悩み始めると、どんどんコンプレックスが大きくなってきます。コンプレックスがあると自分に自信がなくなって、人と会話することや、笑顔を見せることすら難しくなってくるもの。そんなコンプレックスを打破するために、審美歯科で行える、歯茎の色や形をきれいにするための治療法を紹介しましょう。

歯茎の色や形はなぜ悪くなる?

歯茎の色や形が悪くなるのは、先天的な原因だけだと思っていませんか? 実は、後天的な原因でも、歯茎の色や形は悪くなることがあるのです。歯茎の色が健康のバロメーターであることからも、後天的に歯茎の色が悪くなることは珍しくないとわかります。あまり注目されない問題ですが、自分の歯茎についても、子どもの頃の歯茎に比べると色が悪くなってきているという人は少なくありません。

歯茎の色や形が悪くなる原因のひとつに、喫煙があります。タバコには、ニコチンやタール、一酸化炭素など多くの有害物質が含まれています。このため、長期間にわたって喫煙していると、それらの有害物質が歯茎に浸透してしまうのです。さらに問題なのは、ニコチンや一酸化炭素によって、血管が収縮して血流障害が起こり、歯茎の色を悪くするということです。歯茎の色が悪くなっていれば、タバコを吸う人は他の部分も血流が悪くなっていることを自覚することが大切です。

もうひとつの原因は、差し歯や歯のかぶせ物などによる影響です。特に素材による影響が大きく、プラスチックの差し歯、銀合金のかぶせ物などでは、歯茎に影響がおよぶ可能性が高くなります。さらなる原因として考えられるのは、歯周病による影響です。歯周病にかかると、歯茎に炎症が起こって赤く腫れた後、赤紫から黒へと変色してきます。そうなる前に異常に気付くことが大切ですが、放置してしまうことにより、取り返しのつかない事態にもなり得るのです。

放っておくと歯がなくなることも…

歯茎の色や形を悪くする原因のひとつである、歯周病。歯周病の前段階として、歯肉炎があります。歯肉炎にも特徴があり、早めに気付いて措置をとっておかないと、自分の歯を失うことにもつながりかねません。歯を失う原因の1位は歯周病で、虫歯よりも多い割合なのです。歯茎の色が悪くなるのはまだいいほうで、やがて歯茎が萎縮して形が悪くなり、さらには化膿して歯槽膿漏になってしまいます。最終的には歯を支えている骨がとけ、歯が抜け落ちてしまうことになるのです。

歯周病や歯槽膿漏の手前である、歯肉炎の特徴として気をつけておきたいポイントは、4つあります。

  1. 冷たいものがしみること
  2. 痛みがないのに頻繁に出血が目立つこと
  3. 歯茎が赤紫に腫れてくること
  4. 口臭が強くなってくること

このような症状が見られたら、早めに受診することをすすめします。特に3つめの歯茎の色が腫れてくることは、赤紫から黒色への変化も顕著なことから、こまめに自分でチェックしてみることをおすすめします。唇をめくって、歯茎をチェックすればいいだけですから、歯磨きをしたタイミングで確認してみてください。もちろん、すでに歯茎の色に異変が生じているように見えたら、ただちに審美歯科で治療を受けることが大切です。

自分でできる歯茎ケア方法

歯茎のケアは、自宅でも行うことが可能です。例えば、歯周病向けのデンタルグッズは、ドラッグストアなどでも手に入れることができます。歯磨きも効果がありますが、歯間ブラシなどを使って、細かい汚れを落とすことも効果的です。

歯と歯茎を支えるために役立っているのが、コラーゲン。コラーゲンはビタミンCがなければ生成されないため、ビタミンCを多めに摂取することも対策となります。歯肉炎にかかってしまうと、歯茎や歯の土台となる骨の間に存在するコラーゲン繊維が破壊されてしまいます。その再生を促すためにも、ビタミンCが有効なのです。ビタミンCは水溶性のため、こまめに摂取しましょう。

また、雑菌の繁殖を防ぐために口呼吸をやめることもセルフケア方法のひとつです。口内が乾燥すると、雑菌が繁殖しやすい環境になります。鼻呼吸をすることによって、口内の乾燥を防ぐことができるでしょう。甘いものを食べたら、すぐに歯磨きをすることも大事です。

これらの日常的なケアに加えて、審美歯科による専門的なケアを受けることで、歯茎の状態をより良くすることができます。

歯茎の黒ずみには「歯茎のホワイトニング」

歯茎の黒ずみを発見したら、審美歯科に相談してみましょう。審美歯科では、歯茎をピンク色に戻すホワイトニング治療を行っています。代表的なのが、ガムピーリングという方法。歯肉に薬剤を塗ってから、歯茎の表面に付着している色素やステインを取り除くのです。ガムピーリングを行えば、元々のピンク色の歯茎を取り戻すことが可能です。人によってはピリピリとした痛みを感じることがあり、表面麻酔をする場合もあります。

審美歯科で歯茎の色や形の治療を受けるメリットは、医師による治療を受けられる安心感にあります。もちろん、確かな効果を得られることも大きなメリットのひとつ。不確かなセルフケア方法で対処するより、審美歯科に相談して早い処置を受けましょう。歯周病などの場合には、その治療も同時に受けられることもメリットです。

歯茎の色についてのよくある質問

Q:歯茎の色が変わる理由は?

A:歯茎の黒ずみはメラニン色素の沈着によるものです。歯茎の黒ずみの原因は血行不良や不適切なブラッシングによる場合もありますが、喫煙によるものが多いとされています。

日常的にタバコを吸っていると、タバコに含まれているニコチンやタールなどの有害物質が歯茎に影響を与えて変色します。一酸化炭素の影響で毛細血管内の血液の量も減少していまいます。この結果、血行不良を起こして歯茎が黒ずんでしまうのです。また、タバコを吸うことで体内のビタミンCを多く消費します。メラニン色素の沈着を抑えるビタミンCが減少することで、歯茎の黒ずみは促進されてしまうでしょう。

歯茎の一部だけが黒い場合はタバコが原因ではなく、差し歯や被せ物に使用する金属が接触している部分から発生するイオンが歯茎に染み出したことで変色を起こしているのかもしれません。この他にも、歯の治療時に削った金属の小さな欠片が歯茎に入り混んでしまったために黒ずんでいる場合があります。この現象はメタルタトゥーと呼ばれ、歯茎に炎症がある場合に起こる可能性があります。 非喫煙者の方で歯茎の黒ずみが気になる場合は、金属による影響を疑った方が良いでしょう。

Q:歯茎の色の治療方法はどんなものがあるのか?

A:歯茎のホワイトニングを行うことで、元の美しいピンク色の歯茎を取り戻すことができます。歯茎のホワイトニングは「ガムピーリング」と呼ばれ、基本的に薬剤を用いた治療とレーザーによる治療の2種類の方法があります。

薬剤を用いたガムピーリングでは、歯茎の黒ずみが気になる部分に薬剤を塗って漂白し、元のピンク色へと戻します。まずフェノール薬液を塗り、消毒用のアルコールで酸性のフェノールを中和するのが一般的です。処置後数日すると歯茎の黒ずみの部分がかさぶたのように白っぽくなり、その後薄皮として剥がれ落ちます。この処置を何度か行うことで元のピンク色の歯茎を取り戻せるでしょう。

レーザーを用いたガムピーリングでは、歯茎の黒ずんだ箇所にレーザーを照射して黒ずみを改善します。レーザーと聞くと痛みがあるのではないかと思ってしまいますが、レーザーを当てる瞬間にパチンと弾くような痛みがある程度です。歯科医師によっては歯茎の表面に塗り麻酔を塗ってから施術を行うので、心配するほどの痛みはありません。 血行不良や喫煙による黒ずみであれば、これらのガムピーリングで歯茎の状態は改善されます。しかし、金属が原因で黒ずんでいる場合は、金属自体を取り除かなければならないので、外科手術によるピーリングが必要でしょう。

歯茎の形についてのよくある質問

Q:歯茎の形が変だけどなぜ?

A:歯茎がブヨブヨしていて形がおかしい、腫れていて違和感を覚えるということがあるかもれません。歯茎が腫れる原因として一般的に言われているのが、細菌によって引き起こされる炎症です。歯の根本や歯周ポケットにプラークが溜まると、歯茎は炎症を起こしやすくなります。溜まったプラークを放置し続けると歯石になり、細菌の温床となります。歯石が多い口内環境は歯茎が腫れやすい状態なのです。

中でも、フィステルと呼ばれるおできが歯茎にできていると治療が必要に。フィステルの原因は歯周病によるものや、歯の神経が死んだことによって起こる炎症など様々ですが、放置するとおできの中に溜まった膿が周囲の歯や骨を溶かしてしまいます。このような状態になる前に歯科で治療をしましょう。

また、歯茎の変形の原因として考えられるのは骨隆起です。顎の骨が膨らんで、コブのようになった状態が骨隆起の特徴となっています。骨隆起した部分を触っても痛みを感じることはなく、硬いものがあるのがわかるのが特徴です。病的なものではないため骨隆起を取り除く必要は特にありません。万が一取り除く際は、外科手術が必要となります。

Q:歯茎の形の治療方法はどんなものがあるのか?

A:歯石に溜まったプラークが原因で歯茎が腫れている場合は、歯茎の歯石を取り除き適切なブラッシングを行うことで歯茎の形が改善します。歯茎がブヨブヨしているようなら、歯科治療後は徹底的にブラッシングを行いましょう。

歯茎にできたフィステルはまず根管を消毒してから、細菌を取り除いていきます。感染の度合いによっては歯髄を取り除く抜髄が選択されることもあるでしょう。細菌が繁殖できるスペースを完全に排除して再発を防ぎます。

骨隆起を切除する場合は、局所麻酔を行った状態で歯肉を切開して、骨隆起を根元から切断します。大きさや場所によりますが、手術にさほど時間はかからないでしょう 。骨隆起自体は病的なものではいため、必ずしも切除をする必要はありません。

Q:歯茎の形を治療する費用相場は?

A:歯茎の形を治療する費用は、その症状と原因によって異なります。
下記に掲載しているのはあくまでも一例です。口腔内の状況によって、治療費は大きく異なることを予めご了承ください。

歯の表面の歯石取り

歯石に溜まったプラークが原因で歯茎の炎症が起きている場合は、歯の表面の歯石取りで歯茎の形の改善に期待できます。
費用相場(保険適用の場合)は、3,000~4,000円であることが多いです。保険適用外の場合は、8,000~10,000円になります。

※2024年9月3日調査時点の費用相場です。

参照元:なんばアップル歯科(https://nanba-appledc.jp/wiki/dental-scaling.html)
初台内藤歯科(https://www.e-shikaiin.com/blog/post-113/)
アルプス歯科(https://alps-shika.jp/archives/8572)

感染根管処置

フィステルの除去では、歯の根に溜まった汚れや膿を取り除く処置です。
費用相場は治療内容により異なりますが、70,000~150,000円前後になります。(※口腔内の状況や、症状によって異なる)

参照元:世航会デンタルオフィス(https://www.setaden.com/column/root-canal-treatment-cost/)

骨隆起切除

歯茎にできた骨隆起を外科手術で取り除きます。
骨隆起の場所にもよりますが、下顎隆起の場合は約5,000円(保険適用)になります。

参照元:マークスデンタルクリニック(https://www.cosmedental.net/jaw-bone.html)

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