歯の並びと歯のすき間を審美治療で解決!
歯の並びや歯のすき間に悩みを抱えていると、精神的にも大きな負担になりがち。コンプレックスを抱えていると、笑顔を上手く作れず、引きこもりがちになってしまうことさえあるでしょう。それだけでなく、虫歯や歯周病などを発症しやすいという問題も出てきます。このような負の連鎖を避けるために、歯の並びと歯のすき間を審美治療で解決する方法を知っておきましょう。
歯並びが悪くなる原因
歯並びが悪くなる原因には、いくつかの種類があります。多くの場合、歯並びの悪さは生まれつきのものと思われがちですが、虫歯や歯周病、子どものときの指しゃぶりといった、後天的な要素にも原因がひそんでいます。
虫歯や歯周病は歯を溶かしてすき間を作るため、歯並びが悪くなります。その治療のために歯を削ることで、より歯並びが悪くなることも少なくありません。虫歯や歯周病などは一般的な歯科でも治療を受けられますが、詰め物やかぶせ物が上手く合わずに、かえって歯並びに悪影響が出てしまうこともあります。そのような事態を防ぐためには、審美歯科で治療を受けることが有効です。
審美歯科というと歯を美しくすることばかりがクローズアップされていますが、実際には機能的な面の治療も行いながら、歯の美しさも両立させる歯科なのです。審美歯科を含めた総合治療を行っているクリニックも増えてきて、虫歯や歯周病などの治療と審美治療をひとつのクリニックで受けることも可能になってきています。歯並びが悪くなった原因を探り、根本から治療してもらえるのが、審美歯科の良いところです。
よくない歯並びを放置するとどうなる?
歯並びが悪いまま放置してしまうと、様々な影響が出てきます。まずは、虫歯や歯周病への影響です。歯並びが悪いと、どうしても歯を磨きにくくなります。それ以前に、物を食べたときに詰まりやすいという問題もあります。こうした二重構造で、どんどん歯に汚れがたまってしまい、虫歯や歯周病を進行させてしまうのです。
また、悪い歯並びを放置しておくと、発音にも影響が出てきます。サ行やザ行が上手く発音されていないといったことは、本人には気付きにくくても、周囲からは気付かれている可能性も。コミュニケーションや仕事の内容に影響してしまうかもしれません。
咀嚼しにくくなるのも、歯並びの悪さからくる悪影響です。歯のすき間に食べ物が詰まったり、かみ合わせの悪さからよくかめなかったりといった事態になりがちです。これは、消化にも悪影響をおよぼすことから、健康面においても重大な問題です。
アゴや顔の輪郭にも、影響が出てきます。口を上手く閉じられないといった極端なケースから、受け口になってしまう、顎関節症になるなどといったケースも最近は増えています。出っ歯なども、歯並びの悪さの一種です。さらに、歯並びが悪いことから頭痛や肩こり、腰痛、めまいを起こしやすくなる人もいます。
自力で治すことは難しい?
歯並びや歯のすき間を自力で治すのは、かなり難しいことです。セルフケアをする方法はありますが、効果が出るという保証はできません。保証のないことにお金や時間を費やすよりも、審美歯科で専門家に治療をしてもらったほうが、お金も時間も有効活用できます。審美歯科では、専門のスタッフが歯並びや歯のすき間についての治療を行ってくれます。
治療法もますます増えて、最新の治療は目をみはるほどの結果が期待できます。それはクリニックで紹介されている症例を見れば一目瞭然。歯医者に行くのは誰でも気が進まず、特に費用が高くなりがちな審美歯科は敬遠されやすいものです。しかし思っていたよりリーズナブルでスムーズに治療を受けられたという声も多く、検討してみる価値はありそうです。
自宅で行える歯並びの改善法といえば、マウスピースをつけるなどが代表的。こちらはドラッグストアなどでも購入可能なため、気軽にチャレンジできます。同様のスタイルで、確実な効果を得られるマウスピースを使った治療も、審美歯科では提案されています。専用のマウスピースを作ってもらい、自宅で就寝中につけるなどの治療法もあるので、まずは相談してみることをおすすめします。
歯並びやすき間が気になる場合は審美歯科へ
審美歯科で、歯並びや歯のすき間を治療するメリットは、医師による確かな効果にあります。専門家に悩みを相談して解決してもらえるという、安心感も得られることでしょう。一人で悩んでいるのは精神的にもこたえるもの。いつまでもコンプレックスを抱えていては、ますます卑屈になってしまいます。歯並びや歯のすき間の程度は人それぞれ。審美歯科では、最先端の治療法が目覚ましく開発されていて、日本でも導入が進んでいます。信頼できる審美歯科で治療を受けることで、着々と自信を取り戻していけるでしょう。自然に笑顔を見せられることで、どれだけ安心できるか、身をもって知ることができます。効果が長持ちする上に、定期的にメンテナンスを受けることによって歯の健康をキープできるのもメリットといえるでしょう。悩んでいる方は一度、審美歯科のカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?
歯並びについてのよくある質問
Q:歯並びの治療方法はどんなものがあるのか?
A:歯並びを治療するには歯列矯正をしなければなりません。歯列矯正の方法は、「ワイヤー矯正」、「裏側矯正」、「マウスピース矯正」の3つに大きく分けられます。歯の状態によって適切な矯正方法が異なり、それぞれの矯正方法によって矯正中の見た目が変わります。
これら3つの矯正方法はセルフケアで行えるものではなく、医師による診断と施術が必要です。また、どの方法を選んだとしても歯列矯正が完了するまでには2年から3年がかかりますが、整った歯並びが手に入ります。まずは審美歯科医に相談して、自分の歯の状態に合った歯列矯正の方法を提案してもらいましょう。
ワイヤー矯正
もっとも一般的と言われているのがワイヤー矯正。歯の表面に、マルチブラケットと呼ばれる矯正装置を取り付けます。そこへメタルワイヤーを通して固定する方法です。ワイヤーの弾力を利用して歯を移動させるので、ワイヤーを引っ張って固定する時に多少の違和感を覚えたり痛みを感じたりすることがあります。
裏側矯正
歯の裏側にブラケットを取り付けて、ワイヤーで固定する矯正方法です。表側からは矯正器具が全く見えないので、人に知られずに矯正できるのが大きなメリットです。矯正器具が舌に触れやすいので、慣れるまでは違和感を覚える可能性があります。
マウスピース矯正
ブラケットやワイヤーなどの矯正器具を用いずに、一人ひとりに合わせたオーダーメイドのマウスピースを一定期間はめることで矯正を行います。2〜3週間毎に新しいマウスピースに交換することで、少しずつ歯を移動させるので違和感が少ないのが特徴です。マウスピースは透明のものを使用するのでほとんど目立ちません。また、自分で取り外しができ、食事やブラッシングでも不快な思いをせずに快適に行えます。
Q:歯並びを治療する費用相場は?
A:歯並びを治療する相場は選択する矯正方法によって異なります。
ワイヤー矯正
ブラケットとワイヤーを用いた一般的な矯正方法です。金属製のメタルブラケットを使用した場合の費用相場は60万円〜130万円前後。審美性に優れたセラミック製ブラケットを使用した場合は、メタルブラケット使用時プラス3万円程度が相場となります。
裏側矯正
舌側の歯の表面にブラケットとワイヤーを装着して行う矯正方法です。矯正装置が目立たないので、人に知られずに歯列矯正が行えます。費用の相場は100万円〜170万円前後です。
マウスピース矯正
完全オーダーメイドのマウスピースを一定期間はめておくことで矯正を行います。治療の費用相場は60万円〜120万円前後です。