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銀歯とセラミックどっちが良い? メリット・デメリット比較

高い耐久性を持つ銀歯と、天然の歯に近い見た目や機能性が強みのセラミック。健康で美しい歯を長く保つためにも、「どの素材で歯を作って補綴するか?」を考えることは非常に大切です。セラミック歯と銀歯で迷っている方へ向け、両者の性能や特徴を比較してみました。

銀歯とセラミックを5つのポイントで比較

抜いた歯や削った歯を補綴するのに使用される銀歯とセラミック。両者は、歯科治療に使われる素材のなかでもポピュラーな素材です。以下では、「耐久性」「審美性」「費用」「アレルギーの有無」「衛生面」という5つのポイントで両者を比較してみました。

耐久性・機能性

銀歯もセラミックも、一定以上の耐久性があります。銀歯は金属である銀でできているため、硬くて丈夫。物を咀嚼する機能性は普通の歯に劣らないのが特徴です。摩耗に強いため、歯ぎしりや食いしばり癖があってもすり減るリスクは少なめなのも魅力といえます。

セラミックは強い衝撃にやや弱いものの、銀歯と同じく天然の歯と比べても遜色ない機能性を持っています。正しくメンテナンスをすれば、20年以上使えるといわれているほど寿命が長いのもセラミックの魅力です。

審美性

審美性はセラミックのほうが優れているといえるでしょう。セラミックが持つ一番の魅力が、高い審美性です。天然の歯とよく似た自然な色合いやツヤを持っているので、ほとんど目立ちません。「誰にも気づかれず、自然に歯を綺麗にしたい」という方に適した素材です。

天然の歯とほとんど変わらない見た目のセラミックと比べると、銀歯はどうしても目立ってしまいます。「口を開けた時に気になる」「人前で堂々と笑いにくい」と、銀歯の審美性が気になっている方も少なくありません。また、銀歯は「ブラックライン」と呼ばれる症状を引き起こすことがあります。ブラックラインとは、銀歯の金属イオンが溶け出して歯ぐきに付着している症状のこと。歯と歯ぐきの境界線が黒っぽく見え、審美性を損ねてしまいます。

費用面

費用については、銀歯のほうが安め。保険適用の違いで、銀歯とセラミックの治療費には10倍以上の差が出ます。銀歯には保険が適用されるので、費用が比較的リーズナブル。具体的な費用はクリニックによって微妙に異なるものの、詰め物で2,500~3,000円ほど、被せ物であれば3,500~5,000円ほど。そこに型取り費用や再診料などを含めても、1万円前後で治療できることがほとんどです。

対するセラミック治療には、基本的に健康保険が適用されません。したがって銀歯と比べるとかなり割高になります。値段設定はクリニックによって若干異なりますが、被せ物だと50,000~100,000円、詰め物だと30,000~50,000円ほど。そこに型取り費や製作費、診察料などの諸経費が上乗せされるので、けして安い治療ではありません。

アレルギーの有無

アレルギーのリスクが少ないのは、セラミックです。セラミックは陶器でできており、金属を使用していません。したがって金属アレルギーのリスクがなく、アレルギーが不安な方でも使用できるのが魅力です。

対する銀歯は金属なので、唾液で溶け出した金属が体内へ取り込まれてしまうとさまざまな症状を引き起こすことがあります。舌がピリピリと痛んだり口内炎ができやすくなったりする症状が一般的です。ケースによっては、手足に湿疹や水膨れが発生することも。口腔内だけでなく、肌に症状があらわれることもあるのが特徴です。

衛生面

衛生面を考えると、セラミックのほうが利点が多くあります。セラミックには吸水性がなく、口臭のもととなる細菌や唾液をほとんど吸収しません。くわえてタバコや赤ワイン、コーヒーなどに含まれているステインも吸収しないため、変色の心配がないのが魅力。セラミックの表面は、きめ細かくツルツルとした質感になっているため歯垢がつきにくく、衛生的です。

一方、銀歯は表面に浅く細かい傷がつきやすいのが特徴。傷に食べカスや歯垢が蓄積し、虫歯や歯周病を引き起こすことがあります。

審美歯科でセラミック治療を考えている人へ
ワンポイントアドバイス

歯の補綴治療は、機能性だけでなく審美性や費用などもよく検討する必要があります。費用重視であれば銀歯、多少無理をしてでも審美性を重視したいのであればセラミック歯というように、自身の状況に合わせて納得できる治療法を選ぶことが大切です。

セラミック治療でよくある質問

よくある質問イメージ

Question01

銀歯からセラミックへ変えることはできる?

銀歯の詰め物や被せ物を、セラミックの詰め物・被せ物へ変更することは可能です。すでに入っている銀歯を取り外し、そこへ新しい被せ物や詰め物を当て込んでいきます。ただし銀歯に炎症が発生している場合は、それらを先に治療する必要があることを留意しておきましょう。

よくある質問イメージ

Question02

銀歯の寿命はどれぐらい?

銀歯の寿命は短くて3年、長いと5~7年程度といわれています。しかし、清掃が不十分だったり歯ぎしりや食いしばりの癖があったりすると、当然銀歯の寿命は縮むので注意が必要です。

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