自宅でできるおすすめのホームホワイトニングの方法6選
ここでは、自宅でできるおすすめのホームホワイトニングの方法をご紹介します。歯科医院に行けば確実に歯を白くできますが、もし可能であれば、コストを抑える意味でも自分でホワイトニングをやりたいもの。たとえ歯科医院ほど完璧な白さが手に入らなくても、現状より少しは白くなるのであれば、ちょっと試してみたいですね。
- 自分で手軽にできるホームホワイトニングの方法
- ホームホワイトニング【歯を白くする歯磨き粉】
- ホームホワイトニング【歯のマニキュア】
- ホームホワイトニング【歯の消しゴム】
- ホームホワイトニング【重曹】
- ホームホワイトニング【ホワイトニングペン】
- ホームホワイトニング【ココナッツオイル】
- アヤシイ俗説:歯が黄色くなりかねない危ない方法とは?
- ワンポイントアドバイス
自分で手軽にできるホームホワイトニングの方法
歯科医院に頼らず、自分で手軽にできる歯のホワイトニング方法を5つご紹介します。「コストが安い」「手軽にできる」「効果に信憑性がある」という基準に基づいて、以下でご紹介する方法を選定しました。ただし、以下のいずれの方法にも効果には個人差があること、および、いずれの方法でも効果をまったく得られないことがあるかもしれない点、ご了承のうえ参考にしてください。
ホームホワイトニング【歯を白くする歯磨き粉】
やや古いCMですが「芸能人は歯が命」というキャッチコピーで、ロングセラーとなった歯磨き粉がありました。歯を白くすることを目的とした歯磨き粉として、飛ぶように売れた商品です。現在ではその商品以外にも、同じコンセプトで様々な商品が生まれています。歯科医院より手軽かつリーズナブルなコストで始められる方法なので、まだ試したことがない方は、ぜひ一度試してみても良いのではないでしょうか?
なお、歯を白くする働きがあるとして配合されている成分は、商品によって異なることがあります。ただし、いずれの成分でもホワイトニング効果に大差はないようです。
使用方法
歯ブラシに歯磨き粉を乗せて、通常の歯磨きと同じようにブラッシングします。歯の表面を白くすることを意識しながらブラッシングすると良いでしょう。
メリット・デメリット
普段の歯磨き粉を変更するだけなので、手間がほとんどない点がメリットです。歯科医院でのホワイトニングとは違い、コストが安い点もメリットとなるでしょう。デメリットは、もともと歯の着色が著しい人にはほとんど効果が実感できない、という点。歯の汚れがひどい人は、過剰な期待を抱かずに使用しましょう。
商品例
商品名 | 薬用しろえ |
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参考価格 | 2,000円 |
内容量 | 50g |
販売元 | 株式会社CB |
ホームホワイトニング【歯のマニキュア】
爪のマニキュアのように、歯に白いマニキュアを塗るホワイトニング方法です。一部の審美歯科でも行っている方法ですが、市販のマニキュアを購入すれば、よりコストを抑えて歯を白くすることが可能です。
使用方法
しっかりとブラッシングをして、歯の表面の汚れを完全に落としてください。汚れが残った状態だと、きれいにマニキュアを塗ることができません。ブラッシングした後は、唇と歯ぐきの間にコットンなどをはさみ、歯の表面をよく乾燥させます。乾燥した歯に手早くマニキュアを塗り、10秒ほど放置して乾燥させれば終了です。
メリット・デメリット
手軽かつリーズナブルな価格で、確実なホワイトニング効果を得られることがメリットです。デメリットは持続期間が短いという点。歯科医院で行う本格的なマニキュアでも持続期間は2か月程度です。市販のマニキュアでは、それよりも遥かに持続期間が短くなると考えてください。
商品例
商品名 | ハニック DC |
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参考価格 | 1,800円 |
内容量 | 5.5ml |
販売元 | 株式会社ハニックス |
ホームホワイトニング【歯の消しゴム】
文房具としての消しゴムと同じ要領で、歯についた黄ばみを落としてしまうグッズ。タバコのヤニやステインを除去する効果が期待できます。単なるブラッシングでは歯が白くならないという方は、一度、試してみる価値があるかもしれません。
使用方法
歯の表面を磨いたうえで水分を取り、よく乾かしてから軽く消しゴムでこすります。こすった後は水でうがいして終了です。繰り返し消しゴムを使用しているうちに、徐々に歯が白くなっていきます。なお、文房具の消しゴムとは異なり、強くこすれば白くなるというグッズではないことに注意してください。軽くこする程度で十分です。
メリット・デメリット
リーズナブルなコストで手軽にホワイトニングができる点が、歯の消しゴムのメリットです。小さなグッズなので、外出先や旅行先への持ち運びも苦ではありません。デメリットは、こすりすぎると逆に歯が黄ばんでしまう恐れがあるということ。歯の表面が削られてしまい、内部の象牙質の色が透けてしまうからです。また、ホワイトニング効果には個人差があることも、歯の消しゴムのデメリットと言えるでしょう。
商品例
商品名 | Sylotee(シロティ)&Bee Polish(ビーポリッシュ) |
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参考価格 | 800円 |
内容量 | 15g各1個 |
販売元 | 株式会社ビーブランド・メディコーデンタル |
ホームホワイトニング【重曹】
台所の油汚れを除去する際に重曹を利用する人がいると思いますが、重曹には、油汚れだけではなく歯の黄ばみも除去する働きもあります。ほとんどの家庭で常備していると思われるため、今日からでもすぐに重曹ホワイトニングを始めることができますね。
使用方法
歯磨き粉の上に重曹をひとつまみ振り、そのまま通常通りのブラッシングを行います。毎日繰り返すことで、徐々に歯が白くなっていくことがあります。なお使用する重曹は、かならず食用のものを選んでください。工業用の重曹を使用し、誤って飲み込んでしまった場合、思わぬ健康被害を生じる恐れがあるので注意しましょう。
メリット・デメリット
安いコストで手軽にできる点が、重曹を使ったホワイトニングのメリットです。各種あるホームホワイトニンググッズの中では、最安値かもしれません。一方で、効果には個人差があることは重曹ホワイトニングのデメリット。まったく効果を感じられない人もいることでしょう。磨きすぎると歯を傷めてしまうことがあるので注意してください。
商品例
商品名 | 国産重曹 |
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参考価格 | 500円 |
内容量 | 950g |
販売元 | 日本ガーリック株式会社(東ソー製) |
ホームホワイトニング【ホワイトニングペン】
先にご紹介した「歯のマニキュア」に似た商品です。ペンのような細長い形をしたグッズの先端で、歯の表面に白く着色をします。いつでも手軽に歯を白くできることから、市販のホワイトニンググッズの中でも高い人気を誇ります。
使用方法
歯の表面をホワイトニングペンで2度塗りし、1~2分ほど乾燥させて終了です。「歯のマニキュア」に比べて、使い方はとてもシンプル。この手軽さが人気の理由のひとつです。
メリット・デメリット
他のホームホワイトニングと同様、リーズナブルな価格で手軽にできる点がホワイトニングペンのメリット。とても小さなグッズなので、日ごろから携帯できることもメリットかもしれません。一方で、持続期間が短いことはホワイトニングペンのデメリット。効果に個人差があることもデメリットとなるでしょう。
商品例
商品名 | ボディマジック ホワイトニングペン 【白い歯革命】 |
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参考価格 | 2,620円 |
内容量 | 1本 |
販売元 | 株式会社P&A(原産国アメリカ) |
ホームホワイトニング【ココナッツオイル】
ココナッツオイルでうがいをするだけで、歯がだんだん白くなるという方法。一部の海外セレブや芸能人などの間では、人気のホワイトニングケアのようです。
使用方法
大さじ1杯分のココナッツオイルを口の中に含みます。そのまま20分程度、口の中でオイルをクチュクチュし、最後にぬるま湯で口の中をすすいで終了です。
メリット・デメリット
一定のホワイトニング効果が期待できる点や、歯科医院でホワイトニングをやるよりも安くできる点は、ココナッツオイルのメリットとなるでしょう。専門家によると、ココナッツオイルには虫歯や歯周病、歯肉炎などを予防する効果も期待できるそう。一石二鳥にも三鳥にもなるデンタルケアと言えるかも知れません。
一方で、期待したほどのホワイトニング効果を得られないことが多い点は、ココナッツオイルのデメリット。効果には個人差があることを承知のうえで実行すべきでしょう。「ココナッツオイルに頼るくらいなら、普通の歯磨きをやったほうがホワイトニング効果が期待できる」と言う専門家もいます。
商品例
商品名 | オーガニックバージンココナッツオイル |
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参考価格 | 1,080円 |
内容量 | 200ml |
販売元 | 自然の都 タマチャンショップ(原産国スリランカ) |
アヤシイ俗説:歯が黄色くなりかねない危ない方法とは?
かえって歯が黄色くなりかねない危ない方法聞いたことあるでしょうか。ホワイトニング効果があると言われているものの、実際には逆に歯を黄色くしてしまうような怪しい俗説があるので注意してください。
怪しい俗説1:レモン汁
レモン汁に含まれるクエン酸の力によって歯を白くする、という発想です。歯にクエン酸を塗ってゴシゴシとブラッシングをすると、歯の表面のエナメル質が弱ってしまい、逆に歯が黄色くなってしまう恐れがあります。
怪しい俗説2:激落ち系スポンジ
100円ショップなどで販売されている激落ち系のスポンジで歯をこする、という方法です。このスポンジには強い研磨成分が含まれているため、こすりすぎると歯の表面が削れてしまいます。結果、歯のエナメル質を削り過ぎてしまい、内部の黄ばんだ象牙質が透けてしまう可能性があります。
怪しい俗説3:キシリトールガム
キシリトールガムに含まれるメタリン酸ナトリウムには、確かにホワイトニング効果があります。ただし、その含有量は極めて微量です。見た目に変化をもたらすほどのホワイトニング効果は期待できません(歯への着色を防ぐ効果は期待できます)。
怪しい俗説4:バナナの皮
バナナの皮の裏側を歯にしばらく付けてから歯磨きをすると、歯が白くなるという俗説があります。俗説の根拠は、バナナの回のpH値が5.0と酸性だという点です。実際に着色汚れが落ちる可能性はありますが、エナメル質までも溶かしてしまう酸性のため、やり過ぎると歯の内部の象牙質が透けてしまい、逆に黄ばんだ歯になる恐れがあります。
ホワイトニングで歯を白くしたい人へ
ワンポイントアドバイス
紹介した6つのホワイトニング方法のうち、歯のマニキュアとホワイトニングペンは、物理的に歯に白い着色をする方法なので、一定のホワイトニング効果を得ることができるでしょう。ただし、効果の持続時間が短いことを了承しておく必要はあります。その他の方法については、実際にどの程度のホワイトニング効果をもたらすのか未知数です。確実に、かつ長期的に白い歯を維持したいという方は、多少のコストがかかったとしても、やはり歯科医院でホワイトニングをしてもらったほうが良いかもしれません。