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ブリッジとインプラントの違いとは?

虫歯などで歯を抜くことになった場合、よくあるのが「ブリッジとインプラントはどう違うの?どちらが良いの?」というギモンです。ブリッジとインプラントの違い、メリット・デメリットをきちんと知って、どれが自分にとってベストなのかを検討しましょう。

ブリッジとインプラントの違い

まずはブリッジとインプラントの違いをご紹介します。

「ブリッジ」とは、なくした歯のかわりにダミーまたはポンティックと呼ばれる人工歯を入れ、両サイドの歯で人工歯を支える治療法です。両サイドの歯の一部を削ってかぶせ物(クラウン)を作り、2つのクラウンと人工歯を橋のようにつないで支え合うことから、ブリッジと呼ばれています。両サイドの健康な歯を削る必要がありますが、保険適用のため手頃な料金で行えることもあって、歯科治療では一般的なやり方です。

一方、「インプラント」は、なくした歯の部分の骨に穴を開け、そこに金属製の人工歯根(インプラント)を埋め込んで固定する治療法です。1980年代頃から世界的に広がった新しい手法で、人工歯が骨と結合するため噛み心地が天然の歯と変わらないことや、見た目の美しさが大きな魅力です。専門的な知識や技術が求められるため、最近では専門クリニックも急増中。最近では美しい歯並びのためにインプラントを入れる人も多く、審美歯科とインプラントの両方を手がけるドクターも珍しくありません。

ブリッジ・インプラントで審美治療を考えている人へ
ワンポイントアドバイス

なくした歯をそのままにしていると、隣の歯が倒れたり噛み合う歯が伸びたりして、歯並びのバランスが崩れがち。なくした歯を埋めるというのは、歯並びだけでなく歯の健康にもつながるんですね。あとは料金や治療期間、歯並びの美しさなどを総合的に考えて、ブリッジとインプラントの違いを確認し、どちらを選べばいいのかを考えましょう。

ブリッジ・インプラント治療でよくある質問

よくある質問イメージ

Question01

ブリッジとインプラントのメリット・デメリットは?

ブリッジとインプラントの違いがわかったら、それぞれのメリット・デメリットを確認しましょう。

ブリッジは健康保険が適用されるため、手頃な料金で治療ができるのが魅力。外科手術が必要ないため体に負担がなく、早ければ1週間ほどで治療が終了します。ただ両サイドの健康な歯を削る必要があったり、虫歯になりやすいなどの難点があります。長期的な目線で見たとき、ブリッジは周りの歯に悪影響を及ぼす可能性があります。

一方インプラントは骨に人工歯根を埋め込んで固定するので、見た目のナチュラルさは「本物の歯」が取り戻されたようです。また健康な周囲の歯を削る必要がないので、周りの歯に悪影響を及ぼさない、独立した歯として機能するのも大きな魅力。自分の歯と同じようにしっかりと噛む喜びを味わうことができます。一方で自由診療のため治療費が高額で、外科手術も必要なため治療期間に約半年かかるのがデメリットです。

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Question02

治療で失敗しないために気を付けることは?

インプラントは高度な医療技術と設備が不可欠ですが、残念ながらそれを満たしていないクリニックが存在します。インプラントを検討する場合は、実力と経験のある医師がおり、実際にそのドクターに治療を担当してもらえることや、クリニックにしっかり設備が整っていること、カウンセリングを丁寧におこなってくれるなど、“クリニック選び”が明暗を分けるといっても過言ではありません。いくら高額だからと言って、安さや距離の近さでインプラント歯科を選ぶと、あとで大きな後悔をすることになりかねません。

また高血圧や糖尿病、ヘビースモーカーなど、体質・体調的にインプラントに向かない人もいます。まずは自分が治療を受けられるかどうか確認しておきましょう。

健康な歯を削るブリッジと、骨に穴を開けるインプラント、どちらも魅力的な治療ですが同時にリスクもあります。どんなメリット・デメリットがあるのか、副作用やリスクはどうか、事前にしっかり話し合えるドクターを見つけることも治療に失敗しないポイントといえます。

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